個人投資家が陥りがちな罠があります

いろいろな考え方があり、正解はひとつだけではありません。

ただし、まずこれだけは認識してください。 もし「安値で買って高値で売る」しか思いつかなかったとしたら、個人投資家が陥りがちな罠に嵌っている可能性があります。

確かに、「安値で買って高値で売る」のは株式投資の基本戦略です。しかしこの戦略だけで利益を上げるなら、まず数ある株の中から安値の銘柄を物色し、次に希望の銘柄が安値になるまで辛抱強く待ち、運よくお目当ての価格で買えたら、高値になるまで我慢してポジションをキープし続けなくてはいけません。

そこで思惑通り株価が上がれば良いものの、株価が思ったほど上がらなかったり、逆に下がってしまったら、損失と悲しい気持ちを抱えて損切りをすることになってしまいます。また安値と高値を見極めることが難しいのは言うまでもありません。

こうしたことは、新しい銘柄に飛びつくのが好きな投資家にありがちです。

例えば「この銘柄は成長が見込める」「この関連株で成長が見込める」等々、その時々のニュースや誰かの見解に応じて次々と新しい銘柄に手を出し、その都度失敗したり、それほど利益を出せないといったことが起きてしまう訳です。

このように、戦略が「安値で買って高値で売る」だけなので時間がかかる上に好機を逃し、かつ色々な銘柄に手を出してしまい利益がなかなか出せないということが、個人投資家が陥りがちな罠なのです。あなたはいかがでしょうか。

罠を避けるためには？

では、どうすれば良いのでしょうか？そうした罠を避けるために、リスクをコントロールしながら上げ下げ双方で利益を出していく投資手法があります。

この手法では、自身が熟知している銘柄に絞り、売りと買いの双方のポジションを同時に持ち、チャートの動きに合わせ、上げ下げの局面いずれでも売買を行います。

売り買い双方のポジションを持てば、随時発生するチャンスに素早く対応できるので、利益を得る機会も増えます。

ニュースに振り回されないメリットも

この手法では銘柄を常に物色する必要が無いので、株式投資にかける時間を大きく節約できることもメリットです。極端な話、１銘柄だけをしっかり追いかけることができれば良いからです。

繰り返しになりますが、あなたは、その時々に応じて上がる銘柄・下がる銘柄を物色しているのではないのでしょうか。円安になれば輸出関連銘柄を物色したり、イギリスのEU離脱やアメリカ大統領選などの大きなニュースでは大幅な値動きに一喜一憂したり、時には大きな損失を出したり、関連銘柄を再度探したり...。

確かにそうしたことも株の楽しみのひとつかもしれませんが、よく知らない銘柄に次々と手を出して、結局時間と財産を無駄にしてきたのではないのでしょうか。

しかし、この上げ下げ双方で利益を出すスタイルでは、運用する銘柄を最初に厳選し、その後何年も付き合っていきます。ですから、そうしたニュースに振り回される無駄が大幅に省けます。

１０年付き合えば銘柄については熟知できるでしょうから、色々な銘柄に手を出すよりも、失敗の確率をより低く抑えていけそうな気もしますよね。

伝統ある手法：うねり取り

これは理想論でしょうか？いえ、違います。

この手法はうねり取りと呼ばれ、ルーツを江戸時代の米相場の頃まで遡ることができる伝統ある手法です。スタイルが本格的に確立されたのは昭和に入ってからですが、本間宗久氏、山崎種二氏、是川銀蔵氏、石井久氏などの錚々たる相場師が実践していたとされます。

つまり、「うねり取り」は時代を超えて受け継がれ、洗練されてきた手法という訳です。

うねり取りのメリット・デメリット

ただし何事もそうですが、美味しい話ばかりではありません。この「うねり取り」にはメリットもデメリットもあります。

• 株価の上げ下げ双方の局面で利益を取りにいける。
• 考え方自体はシンプルなので、初心者でも理解しやすい。
• 銘柄を絞るので、投資にかける時間・労力を大幅に節約できる
• 多くの先人達により確立・洗練された歴史と実績がある

• 投資初心者でも習得できるが、自分の頭で考えない人には全く向かない。
• 使いこなすには、頭で理解するだけではなく、習熟のための練習が必要。
• 一朝一夕には身につかない。

うねり取りは信頼できる方法なのか？

いかがでしょうか。「株価の上げ下げに対応すること」や「時間を節約できる」といったメリットに魅力を感じる方も多いかと思います。

また、「考えない人には全く向かない」「練習が必要」という言葉で気持ちが怯んだ方もおられるかもしれません。ですが、情報に振り回されないしっかりとした投資の知識や技術を身につけたいなら、うねり取りをお勧めします。

ここまで読み進めておられるということは、恐らく投資に興味があり、現状に満足しておられないということかと思います。また、その解決策にご興味もお持ちのはずです。

ご存知の通り「こうすれば儲かる」式の投資指南本や教材は巷には溢れ、残念ながらそれらは玉石混淆で、怪しい情報も紛れ込んでいる現状があり、あなたの解決策にはなり得ないものも多いかと思われます。

玉石混淆の「玉」を探したり、「石」で損失を出すことに時間をかけるより、歴史があり確立された手法の習得に時間をかける方が生産的ではないのでしょうか。

とはいえ、うねり取りだって怪しいと感じるかもしれません。そうした方のために、無料の動画講座をご用意しました。全４回ですが、合計で１時間半近くの、それなりに手応えのある講座です。お名前とメールアドレスだけで申込が可能です。

講師の紹介：相場師朗 プロフィール

大学卒業後、民間放送局のアナウンサーとして数年働くが、明治生まれの硬派な父親からの反対で大手国内銀行へ転職。その後、国内外の金融機関のトレーダー・ファンドマネージャー等を経て、本物の「株の技術」啓蒙のため株式投資教育の講師活動をスタート。

現在、ラジオNIKKEIのレギュラープログラム「相場師朗の株塾」のMC、モーニングスター等の投資情報会社・証券会社での講師を務める。セミナー受講枠の待ちが１０か月となることも。

2016年7月には初の著作となる『株は技術だ！』を上梓。amazon金融・ファイナンス部門で首位を獲得し、その後半年に渡って常に上位５位以内に常時ランクイン。2017年1月には再度トップに返り咲き、口コミで売れ続けるロングセラーとなっている。

挑戦するかどうかはあなた次第

いかがでしょうか。これでもまだ疑問ということでしたら、「うねり取り」や「相場師朗」といったワードで検索してみてください。そして、ご自身に合うと思ったら、以下のフォームから無料講座をご覧ください。見るだけなら無料ですし、実際に挑戦するかどうかはあなた次第です。

ですが、できればこの講座があなたの投資スタイルを劇的に変え、財産を築くことに役立ち、人生を豊かにすることにつながってほしいと願っています。

繰り返しますが、挑戦するかどうかはあなた次第です。